今こそ女性と貧困を解決すべき
http://www12.ocn.ne.jp/~allies/index.html
● 3月8日、国際女性デーには、世界の中でさまざまなイベントが開催されますが、
今年は、世界金融危機による打撃とその克服方法が女性たちにこれ以上しわ寄せを及ぼさず、女性たちの声を反映させたものになるよう求めるキャンペーンをGCAPがしていますので紹介させていただきます。
● なお、下記の世界から貧困をなくすためのネットワークGCAPの活動を日本でも展開すべく、昨日3月5日GCAP JAPANが設立されました。詳しくは下記、アドレスからご訪問ください。
世界の貧困を解決をするために、多くの女性団体の参加を必要としています。
●3月9日には、金融危機についても大きな議論になったWSF世界社会フォーラムの報告会が開催されます。
世界社会フォーラム2009−ブラジル・ベレン参加報告会
[日時] 3月9日(月)18:30〜21:00
[場所] 総評会館5階501会議室 (千代田区神田駿河台3-2-11)
地下鉄「新御茶ノ水駅」、「淡路町駅」、「小川町駅」B3出口すぐ前
JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」(聖橋出口)徒歩5分
[地図] http://www.sohyokaikan.or.jp/access/index.html
詳細は、http://wsf2009tokyo.blog6.fc2.com/ をご覧ください。
WSFでは、女性集会が開催され、その女性集会宣言は、下記アドレスからお読みいただくことができます。
●以下、GCAPのプレスリリースです。GCAPの許諾を得て、翻訳・発表します。
GCAP PRESS RELEASE国際女性デー INTERNATIONAL WOMEN’S DAY, March 8th, 2009
これからの20日間、女性たちの声をG20サミットに反映させよう
「女性たちは、現在の世界的な経済危機の中で非常に弱い位置に置かれています。指導者たちには、増加してしまった貧困に対処する緊急の援助と女性たちの声が聴かれる空間を提供するために特別の戦略を導入することが求められています。」と、Global
Call to Action Against Poverty(GCAP)の共同議長であるシルヴィア・ボランさんは2009年3月8日の国際女性デーに先立ち、語りました。
3月8日の国際女性デーを記念してGCAPの年間の世界的な集結の機会として、男女平等に焦点をあて、4月2日のロンドンでのG20サミットでの女性のための行動の要求に向けて3月28日にロンドンで開催される予定の大規模な市民社会の集会で頂点に達する3月8日から28日までの20日間の、行動のキャンペーンを開始します。3月28のロンドンでの抗議は、先月ベレンで開催されたWorld Social Forumでの社会運
動によって、ロンドンでのG20サミットに集中するよう要請された世界行動週間の始まりにあたります。
私たちが、特に求めていることは下記のとおりです。
?経済・金融サミットの対話と意思決定プロセスに女性たちが参加できること。
?ジェンダー平等と女性のエンパワメントについてのプログラム(特にただちに貧困と飢えの削減を目指すプログラム)のための既存の資金拠出が、危機を口実にした削減によって危険にさらされないという保障をすること。
?食物、燃料、金融危機のもとで女性に降りかかった不適切な負担に対して特別の関心が向けらけれること。
? G20でもG8でもG1でもない、G192として全世界のコミュニティが参加した世界的な対応がなされること。
「ジェンダー平等は貧困をなくすための鍵です。だから、現在の世界的な経済崩壊の解決を目指すどんなフォーラムでも、女性たちの声が聴かれなければならないのです。女性たちは現在、金融危機の負担を負っています。雇用主が危機を感じたときに、もっとも雇われにくく、まず最初に解雇されるのは女性たちです。そして、収入への不安が家族を強い緊張したにおくことになるためにより多くのドメスティック・バイオレンスの被害に直面しています。」と、GCAP Feministタスクフォースで広報担当者のアナ・アゴスチーヌ
が言いました。
国際女性デーから、G20に向けての世界行動週間の始まりまでの20日間に、GCAPは、貧困の女性化と間違った金融政策や強欲のせいで増加している女性の困難についての関心が確実に高まるよう情報と警告を発表します。GCAPは、市民に向けて、官僚にジェンダーについての公正のメッセージを記載したeカードを送り、オンラインブログに参加し、2009年の国際女性デーのテーマである「女性と女児に対する暴力をなくすために団結する女性と男性」を用いることを含めて、世界的な金融危機と女性への影響についてのワークショップ、パネルとセミナーに出席することを呼びかけます。
「世界の貧しい人の70%は女性です。貧困をなくす闘いでのジェンダー平等の課題は、2005年以降GCAP連合によって、キャンペーン担当者によって政府や多国間機関に伝達されました。 2009年は、女性とMDGs(ミレニアム
開発目標)のために伝達を推進し続けるのに重要なときです」と、ローザ・リザルデさん(GCAP Feministタスクフォースのメンバー)が言いました。
For further information contact Ciara O’Sullivan, GCAP Global Media
Coordinator
Tel: + 34 6790 594 809 or ciara.osullivan@civicus.org
日本でも、2009年3月5日に、「貧困のない世界の実現をめざすネットワーク日本」(GCAP
Japan: Global Call to Action against Poverty)が設立されました。http://gcapj.blog56.fc2.com/
上記翻訳内容や、日本でのG20に向けた動きなどのお問い合わせは、すぺーすアライズallies@crux.ocn.ne.jp
http://www12.ocn.ne.jp/~allies/index.html ファックス047-320-3553 電話
047-376-6556 まで。
はがきは下記アドレスから入手できます。
http://whiteband.org/Action/take-action/gcap-mobilisation-2009/iwd-2009/iwd-2009-postcard-english
http://www12.ocn.ne.jp/~allies/iwd-2009-press-release-Japanese.htm
からは日本語版絵葉書pdf へのリンク から日本語で記載された絵葉書をダウンロードできます。
●下記は参考まで、
なお、下記の記事をはじめ、世界金融危機の影響については、大企業や投資家の損失に目が向けられがちですが、女性や子どもたち、特に貧しい人たちへの悪影響や事態の深刻さについても(まだ不充分ですが、)指摘が増えています。
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=45965
『DEVELOPMENT: Financial Crisis Threatens Women's Meagre Gains』By Thalif
Deen
UNITED NATIONS, Mar 3 (IPS) - The spreading global financial crisis - which
has taken a heavy toll of international bankers, investors and speculators -
is also having a devastating impact on some of the most vulnerable and
marginalised groups in society, including women and children.