行事をお知らせします。

FGM廃絶を支援する女たちの会(WAAF)からの案内です。

皆様

寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
WAAFでは、来る2月11日にゼロトレランスデーのイベントを行います。
ゼロトレランスデーの説明は下記をご参照ください)
最近、学生さんたちから「FGMの問題を卒論にとりあげたい」という
メールを数多くいただきますが、今回のイベントでは大変貴重な映像の
公開とともに人体模型による解説も行います。
またFGM実施率他のパネルや、現地NGOのポスター、反FGM基金の成果を
示す品々など活動の一端を知ることが出来るように構成しています。
そして、アフリカの太鼓の演奏もお楽しみいただく予定です。

連休最後の日ですが、今からスケジュールに入れてぜひ
お出かけください。
また、ご家族やお友達もぜひお誘いください。
このメールの転送、大歓迎です。

日時:2008年2月11日11時から16時20分
場所:江東区教育センター(地下鉄東西線東陽町下車西2番出口を出て
すぐの交差点を左へ進むと左手にレンガの建物。徒歩3分。)
http://tokyo.ymca.or.jp/ymca/map/touyou-map.html
(これはYMCAの地図ですが、教育センターも出ています)
入場は無料です。(カンパ歓迎)

スケジュール
<2月11日・ゼロトレランスデー>
11:00  「黒い苦しみ」上映(1回目)*1
12:15〜12:35 太鼓演奏(トーキングドラム)*3
13:00  「戦士の刻印」上映*2
14:20  トークヤンソン柳沢由実子)/人体模型解説*4
14:50〜15:10 太鼓演奏(トーキングドラム
15:00  「黒い苦しみ」上映(2回目)

*1 昨年5月に来日された『切除されて』の著者キャディさん
(ニュースレター44号掲載)が寄贈してくださったフランスの
TV番組「黒い苦しみ」に日本語字幕をつけ、この日に披露します。
フランス移民社会で生きる人々や故郷を訪れたキャディさんが
FGMについて語るドキュメンタリです。

*2 1996年WAAF設立の時に上映した『戦士の刻印』。新しい会員が
増えるにつれ、「観たことがない、ぜひ観たい」という声が
多く寄せられています。それで今回、『戦士の刻印』の再上映を
することにしました。

*3 ニュースレター46号で紹介したガーナ出身のパーカッショニスト
オスマン オランド ビングルさんによる太鼓演奏が実現します。
映画『母たちの村』の冒頭で太鼓によって隣村の情報を知る場面が
ありますが、あれをトーキングドラムというのだそうです。
オランドさんのトーキングドラムを聴ける大変貴重なチャンスです。

*4 ヤンソン柳沢由実子さんのFGMについてのトーク
アフリカのNGOが廃絶活動で実際に使用している「人体模型」を
使っての解説を行います。

ゼロトレランスデー(Zero Torerance Day)
ゼロトレランスは元々、「情状酌量の余地なし」「寛容度ゼロ指導」と
いった意味です。
2003年にアジスアベバで開かれたアフリカのNGOネットワーク「インター・
アフリカン・コミッティ」主催の国際会議で「FGMにはゼロトレランスを」
つまりFGMを絶対に許さないという決意表明がなされました。
そして、その会議が開かれた2月6日を「国際FGMゼロトレランスデー」と
決め、世界各地でこの日(あるは周辺の日)に反FGMのイベントが
開かれています。


それでは、皆様と会場でお会いするのを楽しみにしております。



 FGM 廃絶を支援する女たちの会
    Women’s Action Against FGM, Japan(WAAF)
    162-0062 東京都新宿区市谷加賀町2-5-26
    電話 03-3235-8266 FAX 03-3235-8267
    E-mail waaf@jca.apc.org
    URL http://www.jca.apc.org/~waaf/