「新しい公共をつくる市民キャビネット」設立協議会開催のご案内

新しい公共をつくる市民キャビネット」設立協議会開催のご案内
−2010年1月29日(金)13:00〜16:00−

男女平等部会のブログはこちらからご覧になれます。
市民キャビネット男女平等部会 設立準備会での男女平等部会の説明骨子

当日告知用チラシ(PDF)はこちらからダウンロードできます。
http://www.npo-support.jp/event/CCNP_100122.pdf

 新しい公共を掲げる政権に対してNPO等の側が結集して政策提言をする機能の必要性から、昨年11月10日設立準備会を発足し、以下の設立の趣旨に基づき、来たる1月29日に新しい公共をつくる市民キャビネットを設立する運びとなりました。(申し込みはダウンロードしたチラシをご利用ください。)

 これまで設立準備会では、政府が11月23日に出した緊急雇用対策に対して、NPOから提言を募り、12月18日、政府緊急雇用対策本部事務局長細川律夫厚生労働副大臣に取りまとめた提言を提出いたしました。詳細はこちら。

 是非ともご賛同いただき、ご参加されることを心からお待ちしております。我々の英知と力を合わせ、ご一緒に真の『市民参加型社会』を実現しようではありませんか!


概要
開催日時 2010年1月29日(金) 13:00 - 16:00

開催場所 星陵会館
地下鉄有楽町線半蔵門線南北線 永田町駅下車6番出口 徒歩3分
地下鉄千代田線 国会議事堂前駅下車5番出口 徒歩5分
地下鉄南北線 溜池山王駅下車(国会議事堂前駅5番出口) 徒歩5分
地下鉄銀座線、丸の内線 赤坂見附駅下車 徒歩7分
案内図

概要(予定)
1.開会挨拶(13:00〜13:20)
開会挨拶     NPO事業サポートセンター代表理事 古賀伸明(連合会長)
政府代表者挨拶  政府から代表者 1〜2名(依頼中)
民主党代表者挨拶 前田武志参議院議員 (民主党常任幹事会議長)
2.設立協議会(13:20〜13:40)
3.基調講演(13:40〜13:55)
福嶋 浩彦氏(中央学院大学社会システム研究所教授、前千葉県我孫子市長)
4.市民キャビネット各部会からの提言と政府からの応答(14:10〜16:00)
  雇用対策部会、国際協力・交流部会、介護福祉部会、子ども・子育て部会、農山漁村と都市地域部会、男女平等部会、公共サービス部会、災害支援部会


※開会前に、呼びかけ人であるNPO法人国境なき楽団代表 庄野真代さん等による演奏が12時半より行われます。
参加費 1,000円 ※当日、受付にてお支払ください


主催 市民キャビネット設立準備会


申込方法  ・ご氏名
 ・ご所属
 ・E-mail
 ・その他、ご意見等)を以下のフォームからご記入の上、お申し込みいただくか、FAX(03-6808-3788)にてお申し込み下さい。

申込フォーム

お問合せ 特定非営利活動法人NPO事業サポートセンター
 TEL: 03-3456-1611
 FAX:03-6808-3788
   Mail:npo@npo-support.jp




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新しい公共をつくる市民キャビネット
設立の趣旨(案)


 市民の生活感覚、現場感覚から政治を変えていこう!
 NPO など市民セクターが協働して、市民参加による政治への転換を推進するために「新しい公共をつくる市民キャビネット」を設立することになりました。 市民政治をどう実現するのか、いま、問われており、期待と責任に応えようとするものです。

 日本の政治は、官僚内閣制でした。政官業による三位一体の政策決定・実施の仕組み、いわゆる業界政治が土木建築中心の公共事業を進めてきましたが、これに代わって、生活を大事にする人道の公共ソフト事業を進めるには、市民の生活の現場での「新しい公共」が求められています。

 グローバル化が進み賭博的な金融為替操作など錬金術的な経済によって、お金至上主義の傾向が強まる一方、貧困層の拡大、雇用の不安定化、中小企業や地域の弱体化など、生活は経済の犠牲となり、われわれの社会は根底から崩れかねない状況に陥りました。世界と日本の趨勢、財政の危機などを考えると、この生活と社会の立て直しは、「私」と「公」をつなぎ、助け合い、協力、連携を基にする「新しい公共の創出」によってこそ行うべきではないでしょうか。

 生活は目的であって手段ではなく、政治はこの目的の総合的調整と実施であるとすれば、古い公共に代わる新しい公共は、市民の政治参加によってこそ実現することであり、市民キャビネットは、新しい公共を実現する政策提言の市民参加プラットフォームであるということができます。

 具体的には、NPO/NGO 等の市民団体、生協や労働組合等の非営利組織、社会的企業等が結集し、次のことを進めます。

 1.分野別および総合的に政策提言を策定し、政府・政権等と交渉・協議し、市民政策を実現する。

 2.新しい公共政策の受け皿として、新しい公共サービスを担い、これを実施する。

 3.市民的立場から広く施策・行政・関連法人等を点検・評価する。

 市場経済一辺倒の社会から、新しい公共をつくる市民参加型社会の構築へ、わたしたちは心と力を合わせて取り組んでまいります。
 この趣旨に賛同する多くの団体、個人のみなさんの参加を要請するものです。


2010年1月
新しい公共をつくる市民キャビネット設立の日