こんにちは。

 あまりにも不当に多くしかも女性にしか起こりえない妊産婦死亡、感染症分野での感染、予防、治療、ケア各側面におけるジェンダー不平等、保健システムの中で女性のアクセスの困難と軽視、国連ミレニアム開発目標にも明記されたリプロダクティブ・ヘルス・サービスへの普遍的アクセスの実現など、国際保健分野においては、ジェンダーの視点を重視しなければ解決しない課題が山積みされています。

 2008年日本でTICADIVとG8サミットが開催され、すぺーすアライズではTICADIVとG8サミットに向けての2008年G8サミットNGOフォーラム貧困開発ユニット保健医療ワーキンググループの一員として政策提言活動にも取り組んでおります。

この度、かねてより活動・運営に携わってきた2008年G8サミットNGOフォーラム貧困開発ユニット(保健医療ワーキンググループ)主催にて、以下のシンポジウム開催の運びとなりました。

ご関心のある皆様、ぜひお誘い合わせのうえご来場くださいませ。

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 ■グローバル・ヘルスに関する市民社会シンポジウム■

      〜TICADIVとG8サミットへ向けて、
    世界の市民社会から、今、日本への期待〜

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●日時:2008年2月7日(木) 14:00〜17:00
●場所:女性と仕事の未来館 ホール
・交通:JR田町駅(三田口・西口)徒歩3分、地下鉄三田駅(A1出口)徒歩1分
・住所:〒108-0014 東京都港区芝5-35-3、Tel:03-5444-4151
・地図:http://www.miraikan.go.jp/access/index.html
●参加費:無料(末尾の参加確認票にて事前にお申込みください)
●主催:2008年G8サミットNGOフォーラム貧困開発ユニット(保健医療ワーキンググループ)
●事務局・申込み先:
・(財)ジョイセフ(家族計画国際協力財団)(担当:柚山)
・Tel:03-3268-5875、E-mail:syuyama@joicfp.or.jp
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●2008年、私たちは大きな政策的挑戦をつきつけられています。

●今年は第4回アフリカ開発会議(TICADIV)と主要国首脳会議(G8サミット)という2つの大きな会議が、日本をホスト国として開催されます。2015年を達成期限とするミレニアム開発目標MDGs)実現に向けて、ここで各国政府が行動し、国際社会に対する約束を果たすのか、あるいは現状維持のまま世界の危機を見逃してしまうか、が問われています。

●世界はいま、大きな保健危機に見舞われています。対処可能な病気で多くの乳幼児が死亡し(5歳以下で年間970万人)、妊娠・出産が原因で死亡する妊産婦は年間53.6万人にのぼっています。さらに、HIV/エイズ結核マラリアによって年間約570万人が死亡し、南部アフリカではエイズ結核などで平均寿命が30代に落ちる国が続出しています。途上国では医師や看護師が先進国へ流出し、医療システム崩壊の危機に陥っています。

●グローバル・ヘルス(国際保健)課題の解決に向けて、保健システム強化と感染症対策を拡大しながらいかに統合し、MDGs達成に向けた取り組みを拡大できるのか。TICADIVとG8サミットのホスト国である日本がいかに役割を果たすのか、いま国際社会が日本を注視しています。

●本シンポジウムでは、アフリカや他のG8諸国で国際保健に取り組んでいる世界の市民社会の代表者を招き、国際保健をめぐる世界の動きとその背景、また日本に対する期待について検討します。そして、TICADIVとG8サミットに向けて日本は何ができるのか、いま何が求められているのか、共に考えていきます。

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●パネリスト(日英同時通訳あり):
ヴァレリー・デフィリポ氏 Valerie DeFillipo 国際家族計画連盟 (IPPF)
・ルーシー・チェシレ氏 Lucy Chesire ケニアエイズNGO連合 (KANCO)
・モガ・カマル=ヤンニ氏 Mohga Kamal-Yanni 英国オックスファム
・ロティミ・サンコレ氏 Rotimi Sankore アフリカ公衆保健権利同盟・15%ナウ・キャンペーン

●プログラム
・基調講演:国際保健とG8(日本の市民社会から)
・モガ・カマル=ヤンニ氏:国際保健イニシアティブと保健システム強化
・ロティミ・サンコレ氏:国際保健に向けたアフリカの取り組みと国際社会
ヴァレリー・デフィリポ氏:MDG4(乳幼児死亡率の削減)とMDG5(妊産婦の健康の改善)の視点から
・ルーシー・チェシレ氏:MDG6(HIV/エイズマラリア及びその他の疾病の蔓延防止)の視点から
<休憩>
・パネルディスカッション・Q&A

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■参加確認票■

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件名を「2/7グローバルヘルス市民社会シンポジウム申込み」として、
syuyama@joicfp.or.jp までお申込みください。

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