(医師向け)性暴力被害と医療を結ぶ、講演会開催のお知らせ
「(医師向け)性暴力被害と医療を結ぶ、講演会開催のお知らせ」を紹介します。
ご関心がある医師の方、是非ご出席ください。
また、お知り合いの医師にもお渡しいただき、また、性暴力に関係する分野で活躍する医師が入っているメーリングリスト等で適切なものがあれば流していただけると助かります。
なお、当方から直接、ご案内等したほうが良い医師等がいらっしゃれば、発送等致しますのでお知らせいただければ幸いです。
下記が案内文です。
(医師向け)性暴力被害と医療を結ぶ、講演会開催のお知らせ
エリザベス・ワイノット医師を囲んで
NPO法人 女性の安全と健康のための支援教育センター
まつしま病院 医師 佐々木靜子
拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、政府が女性に対する暴力に取り組むことを宣言し、1998年に総理府主催の「女性に対する暴力フォーラム」も開催されてから、10年以上が経過しました。このような動きの中、ドメスティック・バイオレンスについては、DV防止法が制定され、2度の改正がなされて、国の枠組みが作られ、またシェルターや配偶者暴力相談支援センターをはじめ、当事者が利用できる社会資源は不十分ではありますが、増えてきました。
しかし、性暴力の被害当事者支援については、個々の現場での懸命な支援活動がされてきたものの、これらを有機的に結びつけて当事者のニーズに対応する仕組みはいまだにないと言ってもよいくらいですし、これを支える法制度もほとんどありません。
このような中、今年2010年から大阪ではSACHICOがサービスを開始し、また東京でも女性の安全と健康のための支援教育センターでの性暴力被害者支援モデル事業が開始しようとしています。このような医療をはじめとするさまざまな機関や支援者が連携していくネットワーク的支援が全国に広がる必要があります。
今年5月に、カナダのブリティッシュ・コロンビア州立女性病院の前院長エリザベス・ワイノット医師が来日します。エリザベス・ワイノット医師は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州の女性運動、強姦被害者救援活動の中から、医療とさまざまな支援機関を結びつけるシステムを立ち上げてきた創設者の一人です。彼女たちの来日を機会にして、日本においても性暴力被害当事者の支援システムを継続的・普遍的なものとすべく、医療と被害当事者、医療と他機関を結び、性暴力被害当事者の支援システムをより強固な基盤を作っていくための取り組みについて、エリザベス・ワイノット医師にお話していただきたく機会を設けました。
ご多忙とは思いますが、日本での性暴力被害当事者の医療現場での被害当事者の意思と希望を尊重する支援を展開し推進する大きな転機ですので、先生のご参加を是非お願いしたくお知らせいたしました。
敬具
5月25日(火)19時から開催するよう会場を準備しました。
日時 2010年5月25日(火)19時00分から21時まで 参加費:2000円
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
ご参加のご連絡は、ファクシミリかメールでお願いいたします。折り返し地図をお届けします。
※冒頭の総理府主催の「女性に対する暴力フォーラム」で今回お招きする
エリザベス・ワイノット医師が基調講演を行った、その内容を資料として同封してご紹介します。
Fax.047-320-3553あて または allies@crux.ocn.ne.jp あて
参加申込書
1 5月25日(火)19時からの、
「性暴力被害と医療を結ぶ、講演会 エリザベス・ワイノット医師を囲んで」(東京会場)に
参加する・参加しない
2 ワイノット医師に聞きたいこと
3 連絡先
ご芳名
ご住所
お電話番号
ファクシミリ番号
E Mail アドレス
4 今後、類似分野での案内や連絡を取ることに、支障がございますか。
今後も連絡等はしても良い ・ 今後連絡や案内等は不要
5 参加いただけない場合には是非ともメッセージをお寄せください。
会場でできる限り紹介させていただきます。
呼びかけ人
NPO法人 女性の安全と健康のための支援教育センター
まつしま病院 医師 佐々木靜子
連絡窓口 NGO “すぺーすアライズ” /アライズ総合法律事務所
Tel.047-376-6556 Fax.047-320-3553
室長 麻鳥 澄江 / 事務局長 鈴 木 文
allies@crux.ocn.ne.jp
なお、この申込でいただいた個人情報は目的以外の目的には利用しません。